「ふるさと」でも「こきょう」でも読み方はいいと思います。
今日は「藪入り」の日。
奉公に出ていた子供やお嫁に行った娘が故郷に帰る日です。
江戸時代まで続いていた風習で、奉公人は一年の内故郷に帰れるのは1月と7月の16日だけ。
その日を心待ちに毎日働いていたわけです。
まあ正月もお盆も人が多いので、帰省はこのあたりを外すわけですが…今は思い立てば電車でもバスでも車でもすぐ移動ができる便利な時代ですけども。
故郷というと、「あゝ野麦峠」を思い出します。
美談のような記憶しかありませんが、子供に労働を強いる世界は幸福ではないなあと思うのです。