体育の日じゃなかった!(体育の日は10月第2月曜です)
体育の日が10月10日だったのは、一年の中で一番確実に天気になる日だから、という話を聞いたことがありますが、本当なのか調べてみました。
体育の日が10月10日になったのは、1964年の東京オリンピックに由来します。
東京オリンピックの開会式が10月10日におこなわれたのです。
戦後復興の象徴として、東京オリンピックはどうしても晴れの日におこないたい、というオリンピック委員会の依頼で気象庁は1年のうちで一番天気のいい日を調べました。
晴れというと5月などもありますが、ヨーロッパの選手が調整する時期が寒い時期になってしまうため、10月が選ばれました。
最も天気がいい日は10月の10日と15日だったのですが、その年10日が日曜日だったためにこちらになったのです。
小学生のときの運動会はいつも10月でした。
最近では5月や6月におこなわれることも多いようですが、運動会が雨で中止になった記憶がありません。
10月って天気がいい日ばっかりだったんだなあ…。
まあ運動神経をどこかに落として生まれてきたので、運動会の楽しみはお弁当でした。
おにぎりとかサンドイッチとか、気合いの入ったお弁当がものすごくうれしかった記憶があります。
学生時代、お弁当を自分で作ったことは一度もありません。
まあもうほんと料理のセンスをどこかに置き忘れ(略)…。
で。
話がものすごく逸れましたが、今日のあいことばは「一本釣り」です。
かつおのいっぽんづりとかの!
そう、今日はマグロの日なのです。(かつおと振っておいてなぜまぐろなのかというツッコミが出そうですが、マグロの日を制定したのは日本かつお・まぐろ漁業協同組合連合会さんなので問題はないかと…! どうにも一本釣りイメージが土佐のかつおに結びついているのです…申し訳ない)
聖武天皇のお供で明石に行った山部赤人がまぐろ漁を称えた歌を詠んだことにちなむ日だそうです。
山部さんというと、百人一首の
田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ
が有名ですね。
まぐろを称える歌は万葉集に載っているそうです。
そんな昔から一本釣りが…。(マグロ漁には様々な方法があるので、この当時一本釣りだったかは不明ですよ)