はじめてのはる、で「しょしゅん」、もしくは「はつはる」と読みます。
意味はそのまま「はるのはじめ」なんですが、1月というとこれからもう一波二波寒波が来るので、春っていうのはぴんとこないですよね。
この「初春」は、旧暦の1月1日なので、実際には一月ほどずれます。寒さは厳しいですが、太陽の光は春めいてきます。
そして節分を境に春に向かっていくわけです。
この節分も旧暦ではずれます。
でも春という言葉は、1月から3月までの期間をさすので、おおざっぱにいえば間違いではないのですが、年賀状に「初春」はちょっと違うのかもしれません。
でも古来から「春」は新しい年を意味し、この区切りに神様に今年の豊穣や安寧を祈ってきました。
そういった意味では、お正月は「初春」でいいのかもしれませんね。