今日あいことばは、「ちがやのわ」で「ちのわ」。
夏越の祓でつかわれる、大きなわっかですね。これをくぐることで穢れをはらい、夏のお盆を迎えることができるとされています。
年末にもあって、こちらは年越しの祓といわれていますね。
自身は大晦日は忙しくて(たいてい仕事)やったことがなく、夏のほうも去年はじめてくぐりました。
もともと茅で身を守るという風習は、日本神話から来ているそうです。
八岐大蛇を倒した、素戔嗚尊が、南海を旅しているときに、とある兄弟に宿を頼んだところ、裕福な弟はそれを拒み、貧しい弟は喜んで迎えてくれたそう。
そののちふたたびその地を訪れた素戔嗚尊は、悪い病から身を守るために、茅の輪をつくって腰につけるよう教えてくれたのだそうです。
のちに疫病がはやりましたが、弟とその家族は生き延びることができたのだとか。
茅の輪くぐりには、作法?というかくぐりかたがあるのも初めて知りましたね…。
作法については一応ちゃんと張り紙がしてあるのですが、
1.茅の輪の前で一礼し、左足からまたいで左回りに回って戻ってきます。
2.茅の輪の前で一礼し、今度は右足でまたぎ、右回りに回って戻ります。
3.茅の輪の前で一礼し、左足でまたいで、左回りに回って戻ります。
4.茅の輪の前で一礼し、左足でまたぎ、ご神前にお参りします。
このときに神拝詞(となえことば)をいいながら回ることになっています。
ことばにはいろいろ違いがあるので、指示されたとおりにいうことが必要です。
また茅の輪から茅を引き抜いて帰ると、穢れを持ち帰ることになるそうなので、やらないようにしましょう。
しかしはじめての茅の輪くぐり、神社とかではなかったので、祭壇はなかったような…。
ちなみに6月の晦日の行事なので、6月30日に夏越の祓をするところが多いようです。
神社によっては今日25日におこなうところもありますよ!
ただ雨がひどいのでちょっと心配です。
やはり傘さすのは失礼だろうしなあ…。
気になって写真を見返してみたけど、やはり祭壇はなかった…。