今日のあいことばは…字を見れば分かる通り(わかる…のか?)「ばら」です。
この漢字を見ると、「薔薇の冠銀の庭」という小説を思い出すんですが、ご存じの方いらっしゃるかしらかしら。
私にとってコバルトは新井素子さんではまって、そのあと氷室冴子センセにはまり(尊敬の念をこめてあえてセンセと呼ばせていただく)…の、当時子供向けの本というと絵本と児童書と漫画で、文庫本というと敷居の高かったあのころ、どんぴしゃの愛読書でした。
毎月買ってたなあ…。
久美沙織先生は、妹がはまっていて、この「薔薇の冠金の庭」も借りて読みました。
なんというか…「大人だ!!!」という印象が強かったです。
高校生とかまぶしく見えるお年頃でしたから(笑)(だが妹は小学生だった)。
久美先生は「丘の家のミッキー」までは追っかけていたんですけど、コバルト以降いろいろ若い子向けの文庫本が乱発しだした頃は、読まなくなっていました。
でもこの一冊は大事に大事に今も持っています。
ネットをさまよってたらこんなことを久美先生が書かれていてびっくり。
http://lanopa.sakura.ne.jp/kumi/09.html
しかしSFにはまった頃に読んでいた久美先生が、私がSF読まなくなった(今また読んでますが)時期にSFやファンタジーを書かれていたっていうのも、まああまり関係はないことですが(世界の流れの中では)ちょっと面白いなあと思います。
残念ながらそのころの著作は絶版とか、図書館でも巻が抜けてたりして、結局読む機会がないまま今に至ります。
電子書店でもなかなかそろわないですなあ…。
作家さん側はどう考えるのかは分からないですが、過去の絶版の著作とか、電子書籍で読めて検索できたらいいのになあ。
あ、もちろん年会費とか払うやつで。
で、ものすごい話がそれましたが、今日は宝塚ではじめて「ベルサイユのばら」が上演された日なんだそうです。
舞台は見たことないんですが、アニメは見てましたね…。
しかし原作を読んだのは社会人になってからです!えへん!(いばるな)