今日のあいことばは、なんだか美味しそうな名前の「パトローネ」です。
写真をみれば「ああ!」ってなる方も多いのでは。
昔のドラマで、「こんなものこうしてやる!」って悪役の人がカメラから取り出してびびーって引き出すやつですね!(わかりづらい)
フィルムというのは、その昔光に当たると感光といって真っ黒になっちゃう代物だったんですね。
なので写真の現像は暗室といって暗いところで、セーフライトという暗室用電球をつけてやってたのです。
またカメラにセットするときも、昔はフィルムを短く切ってセットしていたんですが、このパトローネのおかげで連続で写真を簡単に撮影することができるようになったのです。
パトローネに巻き付けてあるので、現像するときには暗室で引き出して印画紙に焼き付けて、焼き増しをするときにはまたパトローネ(自分はフィルムケースといってましたが)を持って行くんですね。
最近またブームの「写るんです」はケースの中にパトローネがあって、これも現像したらパトローネが返ってきました。
今はデジタルでちゃちゃっと撮影できますが、写真を撮る度にパトローネやフィルム(焼き増しの時にセピアなそれを見ながら注文するわけです)がたまってそりゃ大変でした。
今は写真からも焼き増しができるので、全部処分しましたけど…。
味のあるレトロなカメラもまた、いいものですよ。