今日のあいことばは、ひらのはちあれ、と書いて「ひらはっこう」と読みます。
比良、は地名で聞いたことがあるんですが、八荒ってなんだ、はちの嵐??となってしまいました。
これは「比良おろし」(どっかで似たようなのを…)ともいわれ、比良の山(琵琶湖近くにある)から琵琶湖に吹き下ろす強い季節風のことなんだそうです。
毎年3月26日に、琵琶湖の内湖の近江舞子湖畔でおこなわれる天台宗の行事、「比良八講」の前後に強風が吹くことから、この名前がついたそうです。
琵琶湖の湖上安全と、琵琶湖のめぐみに感謝する行事だそうですが、この風が吹くと春がやってくる、ということなんでしょうね。
ちなみにこの風、「比良八講荒れじまい」ともいい、この風がぶり返した寒さを吹き飛ばすともいわれているそうです。
まあしかしまだ夜はちょっと寒いので、花見を夜する方はご注意を。