今日のあいことばは、かたわらにひとがないきようにふるまう、と書いて「ぼうじゃくぶじん」と読みます。
この言葉が出てくるのは、中国の「史記」、刺客列伝の中で、「荊軻(けいか)」という人について書かれた部分。
お酒を飲み歌を歌い、おいおいと泣いて…とまあ周りにいる人がどう思おうと俺は関係ないぜ!的な振る舞いが「傍若無人」と書かれたわけです。
しかしこの荊軻という人は男気のある人で、色んな人と交流があり、信頼されていました。
そのため頼まれて秦の王様を暗殺しに行き、二度と戻ることはありませんでした。
傍若無人とは、今ではあまりいい使い方はされませんが、そういう男気のある人を表現した言葉なんだよ、と覚えておいて欲しいですね…。
しかし今日はどうして「傍若無人」なのかな…。