今日のあいことばは、とうのはな、と書いて「とうか」と読みます。
糖というのは甘味料のことですが、それが花のようになっている…そう、「金平糖」のことですね。
金平糖といえば織田信長、といわれるほど、実は甘いものが大好きだった織田信長。
日本には砂糖という調味料が貴重でほとんど流通しておらず、砂糖を使ったお菓子は貴重でした(甘味といえば果物が主流だったようです)。
そんな中、キリスト教の布教にやってきた伝道師たちによって南蛮菓子が伝えられたんだそうですよ。
カステラとかもそうですよね。
織田信長は金平糖がすごく気に入ったそうで、記録にも残っているんだとか。
しかし天正10年6月2日、織田信長は家臣明智光秀の裏切りにより、本能寺で命を落とします。
そのため6月2日は「裏切りの日」とかいわれてるわけです…。
とはいえなぜ明智光秀が裏切ったのか、本当に織田信長は本能寺で死んだのかは今にいたってもはっきりと分かっていません。
まあ「もしかしたら」という色んな物語が生まれているので、それはそれでロマンかも…。