今日のあいことばは、べにのはながさかえる、と書いて「べにばなさかう」と読みます。
紅花がたくさん咲く時期、という意味で七十二候の第二十三候にあたるそうです。
まあ旧暦の時期なので、実際に紅花が咲き始めるのは6月下旬のころなんだそうですよ。
紅花…というと油を連想してしまうのですが、この紅花から染料や口紅が作られていたんですね。
とっても高価なものだったため、花摘みをする人にとっては縁のないものだったとか…(金の10倍の価値ってちょっとピンとこない)。
また茎の先端の花だけを摘むため、「末摘花」とも呼ばれていたそうです。
すぐに源氏物語を連想してしまうんですが、万葉集にも出てくるおなじみの花みたいですね!
ちなみに紅花の原産はエジプトなんだとか。
というと、もしかしてクレオパトラもご愛用だったのでは…?とまあ妄想だけは広がりますね!