今日のあいことばは、さいおうのかわり、と書いて「さいおうだい」と読みます。
斎王とは潔斎して神に仕える巫女のことで、内親王もしくは女王(親王の娘)が務めていました。
その斎王は第35代で終わり(鎌倉時代)、その後おかれることはありませんでした。
一方、葵祭は日本でも最古の祭りですが、中断したり再開したりといったことも多かったそうです。
そうこうしているうちに斎王が不在となったため、一般の女性から選ばれることになりました。
そのため斎王の代わり、「斎王代」と呼ばれるようになったんですね。
とはいえ衣装代がかかるといったこともあり、京都在住でお金持ち(由緒あるお家)から選ばれることが多いそうですよ。
ちなみに今日は葵祭の日なんですが…今年も神事のみで行列は中止だそうです。
寂しいですね…。